SCREENS ARTby NEORT

The Light

NekonoUmi

天気の中でも、我々に最も身近な「光」が都市を描写する様子に注目。光を放つ太陽が地平線から昇ったとき、暗闇に包まれていた都市はガラリとその見た目を変える。ビル群の隙間を抜けていく光は、地面に経時的に変化する影を描写する。都市を構成する鏡の摩天楼は空の色をそのまま写し出し、空の変化は都市の色そのものも変化させる。空を反射するのはビルだけではない。雨が降れば地面すら鏡になり、都市すべてが鏡になる。もはやどこからが空なのかわからない。日が沈んで夜になると光の主人公は太陽から電光掲示板やビルから放たれる人工灯に移りゆく。昼に都市を描いていた空は存在を隠し、行き交う人々を包み込む電光掲示板や、空に溶け込むビルの人工の星が、今度は我々にとっての最も身近な「光」となる。この作品自体もまた、光が描き出すステンドグラスで表現されている。

作家
NekonoUmi
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